Cord Project Association
ALL 2025.03.25

【活動報告】ブカツ未来アクション 諏訪未来プロジェクト(2024年度 年間実施レポート)

福岡県久留米市立諏訪中学校では、2024年度を通して「諏訪未来プロジェクト」を全7回にわたって実施しました。本プロジェクトは、学校・地域・企業が一体となって、「すべての子どもが平等にスポーツ文化教育を楽しめる社会の実現」を目指す全国初の中学校主導マルチスポーツ推進型モデルです。

■ 年間実施の概要

● 新1年生向けオリエンテーション|2024年5月21日

参加者:299名(新入生全員)
講師:蒲池諒伍氏(MINT TOKYO)、深沢宏之氏、坂井勇斗氏
内容:マルチスポーツ体験(体育館)

● 第1回|2024年7月19日

参加者:112名
講師:蒲池諒伍氏(MINT TOKYO)
内容:敏捷性や空間認知を鍛えるマルチスポーツメニュー

● 第2回|2024年8月6日

※高温注意報により中止

● 第3回|2024年8月26日

参加者:60名(定員満席)
講師:藤戸勇之進氏(久留米運送)
内容:体操競技の実技(体育館)+講義(図書室)

● 第4回|2024年12月2日

参加者:31名
講師:城月りおな氏
内容:表現力・発声に関する講義

● 第5回|2024年12月24日

※中止

■ 第6回(年度末特別編)プレイベント|2025年3月24日

参加者:約120名
講師:樋口一馬氏(MINT TOKYO)、ルリーロ福岡
内容:全身を使うダイナミックなトレーニングが展開され、プロ選手との交流も。ルリーロ福岡の選手と一緒に身体を動かす中で、生徒たちの表情には自然と笑顔が広がりました。生徒・教員・自治体関係者も交えた交流セッションも実施され、今後の地域連携型モデルの在り方についての意見交換も活発に行われました。


■ 1年間の取り組みを振り返って
「スポーツを楽しむ視点」を提供することの大切さが、生徒や教員からも実感されました。
部活動単位での参加が主流で、顧問の後押しが鍵となる反面、個人参加を促す環境整備も今後の課題。
講師の多様性やテーマの工夫が、生徒の興味関心を維持する上で重要であると再確認されました。
座学への意外な人気も見られ、「自分の競技に活かせる知識」として好評を得ました。

【協力】

株式会社明治アドエージェンシー / 日本電気株式会社 / 株式会社ヤマダホールディングス

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